ハラスメント防止ポリシー

定義

本ポリシーにおけるハラスメントとは、法令において定められている職場におけるパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメント、カスタマーハラスメントに限らず、相手に対する嫌がらせや、相手に不快感を抱かせるような言動により相手の人格や尊厳を不当に傷つけ、害する言動をいいます。

経営理念

SBIインベストメント株式会社(以下「当社」といいます。)は、“新産業クリエーター”として21世紀の中核的産業の創造および育成を担うリーディング・カンパニーになるという経営理念のもと、社会の維持・進展に絶えず貢献することを目指しています。ハラスメントは、個人としての尊厳や人格を不当に傷つける社会的に許されない行為です。ハラスメントは、当社の経営理念と相容れないものであり、容認できるものではありません。

当社の事業である、ベンチャーキャピタルファンド等の運用・管理は、構造的に当社が投資先および投資検討先に対して優越的な立場となる場合があります。事業におけるハラスメントの発生は、当社の社会的評価の低下だけではなく、投資業界の発展を妨げ、社会の維持・進展を損なうことにもなります。

当社は、当社の経営理念のもと、ハラスメントのない良好な関係性、就業環境の整備を目指して企業活動を行います。

対象

当社は、当社役員および従業員(正社員、契約社員、無期雇用契約社員、シニア社員、アルバイト社員、派遣労働者、他社からの出向者等)(以下「当社役職員」といいます。)ならびに投資家、投資家候補先、投資先、投資候補先、取引先等のその他当社事業と密接に関連するすべての皆様(以下「当社関係者」といいます。)が、個人として尊重され、ハラスメントを断じて受けることがないよう、十分に配慮して必要な措置を講ずることに、最善の努力をします。

当社は、本ポリシーを当社ホームページに掲載し、また研修を実施し、ハラスメントの禁止を周知・啓発します。

当社は、安心してハラスメントの相談ができるよう、プライバシーの保護を尊重したハラスメント相談窓口を設置し、相談したことを理由とした不利益な取扱いをしません。

当社は、ハラスメント事案について事実関係を適切に把握し、ハラスメントが確認された場合は、就業規則やハラスメント防止に関する細則、その他社内規程等に基づいて厳正に懲戒処分その他の適切な措置を実施します。

取り組み

  • 1.
    周知・啓発
    当社は、本ポリシーを当社ホームページに掲載します。さらに、当社役職員にハラスメントの根絶に向けた教育研修を実施し、ハラスメントの禁止を周知・啓発します。
  • 2.
    相談体制の整備
    当社は、当社役職員が通報することができる相談窓口を設置し、相談担当者を配置します。
  • 3.
    迅速かつ適切な対応
    当社は、ハラスメント事案について相談担当者ができる限り迅速かつ適切に調査を進め、事実関係を正確に把握するように努めます。
    事実関係の調査の結果、当社役職員がハラスメントを行った事実が確認されたときは、就業規則やハラスメント防止に関する細則、その他社内規程等に基づき懲戒処分その他の適切な措置を実施します。
    当社は、発生したハラスメント事案に関して毅然と対応し、職場環境の改善ならびに再発防止策を策定する等適切かつ必要な措置を講じます。
  • 4.
    不利益取扱いの禁止
    当社は、相談窓口に相談した者(以下「相談者」といいます。)、ハラスメント事案において当社が実施する調査に協力した者、その他関係者(以下「調査協力者等」といいます。)に対する不利益な取り扱いを禁止します。また、必要に応じて、相談者に対する配慮のための措置および行為者に対する措置を実施します。
  • 5.
    プライバシーの保護
    当社は、ハラスメントの相談、調査において相談者および調査協力者等のプライバシーを最大限尊重するとともに保護します。

2025年4月1日制定
SBIインベストメント株式会社
代表取締役執行役員会長兼社長
北尾 吉孝